子どもの頃のあこがれとカラーバリエーション

独身時代に買った、フェリシモの500色色鉛筆。

今もカラバリに弱い私の、原点とも言える品物です。

 

使ってしまうと、色の補充ができないので、

なんとなくもったいなくて使っていなかったのですが、

子どもがぬりえをするようになって、

「あ、もしかしたら喜ぶかも」と思って出してきてみました。

 

とりあえず300色。

 

壮観ですね

 

忘れもしない、小学1年生のころ。

 

帰りの会でお友達がクーピーの60色の大きな箱を取り出し、

何かを塗っていました。

 

当時、私が持っていたのは24色の色鉛筆。

 

24色だって、子供には十分色数が多いのですが、

60色の魅力にはかないません。

 

あのときのあこがれとうらやましさが、

フェリシモが500色色鉛筆を販売したときに鮮明によみがえって、

大人になって、使うかどうかもわからないのに、

ついつい手を出してしまい…。

 

毎月毎月、25色ずつそろうのを、

ちょっとうれしく、ちょっと複雑な気持ちで眺めていました。

 

予想通り、使う機会にはとんと恵まれず、

今の今まで棚の奥にしまわれていたわけですが、

「ママ、ぬりえやろうよー」という子供の声に、

「ちょっと待っててね」と300色を持ってきた際の、

子どもの目のとびっきりのきらきらさ…

 

そうか、この色鉛筆は、

このときのためにあったんだと、

ようやく理解した次第です。

 

あと200色、子供がこの300色を見慣れてきた頃、

また持ってきてあげようと思っているところでした。