換気必須の油性マスキングリキッド

換気必須の油性マスキングリキッド

いつもレッスンで使う綿棒を、無造作にワイヤーポットに入れているので、ポーセラーツで綿棒立てを作っています。
白磁が小さいので、久々に手間暇かけて、転写紙+上絵の具+金盛りの4回焼成にしようかと思っていますが、上絵の具の色味を見てから、金盛りにするか、色盛りにするか決めるつもりです。
ポーセラーツの卒業制作は、3回以上の焼成が必要ですが、単純に3回焼けばいいということではなくて、必ず3回焼成しなければ完成しないような技法を盛り込むということなんですね。
たとえば今回の、転写紙+上絵の具+金盛りは、技法として4回焼成しなければ完成しません。
これが金盛りではなくて色盛りになると3回で済みます。
このあたりのバリエーションは、経験を重ねていけば増えて行くので、指導講師側はいろいろと試行錯誤を繰り返す必要がありますね。
さて、転写紙に上絵の具を重ねるので、焼成後の模様の上にマスキングが必要になるわけですが、このとき使う油性マスキングリキッドが、それはそれはひどいにおいなんです…
換気をしても、クラクラしてきます。

油性のものは須らくにおいがひどいんですが、これは本当にくさいです
溶剤はけっこうにおいがすごいものが多いので(金油とか)、慣れるまでが大変ですね。